• クロムダイオプサイト

    by 天然石のヒマラヤ オンラインショップ

    クロムダイオプサイト

    英名 Chromium Diopside
    主な原産国 ロシアなど
    硬度 6
    成分 CaMgSi2O6
    結晶系 単斜晶系
    比重 3.3
    クロムダイオプサイトは近年注目されてきた、美しい緑色の石です。緑色の宝石といえば、世界大4宝石の一つでもあるエメラルドが有名で、パワーストーンではアベンチュリンやアマゾナイト、ジェダイト(ヒスイ)などが人気です。クロムダイオプサイトはまだ知名度はそれほどないものの、透明度の高いものは宝石として扱われている石です。その透明度のあるものは、緑色のガラスボトルのような深い緑色ながら、シーグラスのような優しい雰囲気があります。クロムダイオプサイトのクロム[Cr]はエメラルドと同じく発色の要因となっており、これを含まないダイオプサイトは白色や褐色、黒色などの色をしていますが、緑色ではないダイオプサイトは現在あまり流通しておりません。クロムダイオプサイト自体もそれほど多く流通している石ではないので、多くはルース状に加工されたりして宝石として扱われていますが、透き通った中に模様が見えるものや、透き通っていなくても模様が外面に見えるものは、他の石にはない独特の模様を楽しむことができます。和名は「透輝石(とうきせき)」。

    クロムダイオプサイトが緑色になるために必要な「クロム[Cr]」とはどのような物質でしょうか。原子番号24の元素で、モリブデン、タングステン、シーボーギウムと共に第6族元素(クロム族元素)に属しています。クロム族元素に属す元素は、すべて金属元素です。鉄や銅、アルミニウムなどの金属と比べれば、クロムはあまり聞きなれない金属かもしれません。用途としては、表面がすぐに酸化皮膜に覆われることから、サビを防ぐ意味で主に「クロムめっき」として鉄をめっきするのに使われます。このように耐食性を生かして、クロムを含む合金は、雨風にさらされる車両や工業用品、台所のシンクや包丁など水に触れることの多い器具や場所に使用されます。また、3価のクロムは人体に対して必須のミネラルです。耐糖因子(グルコース・トレランス・ファクター)の構成する材料にクロムが必要となり、糖代謝を支えています。

    クロムダイオプサイトは力強い深い緑色をした石です。それでも緑色の石が持つ優しい波動も併せ持っています。緑色は光のスペクトルの中では真ん中の部分を示し、もっとも目に負担をかけない色です。樹木の色なので、元来人類が暮らしていた森林を表す色で、パワーストーンの効果でも「癒し」の効果を示すことが多いです。そんな緑色を持つクロムダイオプサイトには「包み込む強さ」と「癒す優しさ」があり、情緒不安定な方や強いストレスを感じている方にお勧めの石と言われています。クロム発色で見かけも似ていることから、エメラルドに近い効果があるとされ、混乱を解き、頭を明快にさせると言われていることから、「知恵」や「叡智」の石と呼ばれています。また、その癒しのグリーンは、「調和性」と「穏やかな心」を取り戻す石とされ、人間関係にも良いと言われています。

    クロムダイオプサイトのモース硬度は6程です。比重は3.3とやや重い石の部類です。手に持ってみると、そこそこ重みを感じさせます。内部クラックが発生しているものも多いため、衝撃を与えないようにご注意ください。癖がなく優しい石なので、他の石と組み合わせアクセサリーを作ることもできますが、同じく緑色を持つ石との組み合わせは、癒しの効果が相乗されて相性が良いです。浄化方法は、日光浴浄化、浴水浄化、月光浴浄化、水晶浄化、セージ、音叉など様々行うことができます。
    クロムダイオプサイト

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  • パール

    by 天然石のヒマラヤ オンラインショップ

    淡水パール

    英名 Fresh Water Pearl
    主な原産国 オーストラリア、インドネシア、中国など
    硬度 3.5
    成分 Ca〔CO3〕+有機成分(主にコンキオリンC32H48N2O11)+H2O
    結晶系 斜方晶系
    比重 2.6~2.78
    代表的な処理 漂白加工、着色処理、照射処理
    パールは、パワーストーンのように扱われていますが、掘り出された鉱物ではなく、母貝より作られる真珠(パール)です。生体が生成する鉱物で、バイオミネラルと呼ばれている生物起源の宝石です。パールといえば、シロチョウガイ真珠やアコヤガイ真珠、クロチョウガイ真珠、コンクパールなどの海水貝のものが有名です。ちなみに、母貝の貝殻がボタンなどの装飾品としても人気のマザーオブパールは、白蝶パールを生成するシロチョウガイの外殻から作られます。当店で扱っております淡水パールは、主に湖や池で養殖されるイケチョウガイやカラスガイが母貝です。パールは広く認知され、宝飾品として長い歴史を持っています。それには、パールや貝殻の裏面に現れる独特の光沢が見る人を魅了することが挙げられます。実際のパールではなくとも、顔料にパールインキがあり、現在多くの電化製品や自動車のボディカラーにパール色が使われており、その色は大変人気です。他にもネイルカラーやアイカラーなどの化粧品にも真珠光沢があるものが人気です。また、低価格の為、ガラスやプラスチックのイミテーションパール、コットンパールもパールの代替品として手芸用品店で売られています。パールはその見かけから月に例えられ「月の化身」や「月のしずく」と呼ばれております。6月の誕生石としても有名です。

    パールは生物起源の宝石です。他の生物が起源の宝石は、アンバー(琥珀)は古代の樹木が分泌した樹液が固まってできたものであったり、アンモナイトの化石からできる遊色効果が出るアンモライトなどが挙げられます。パールの場合は「生体の貝が時間をかけて生み出したもの」です。軟体動物が持つ貝殻の形成を行うために貝殻成分を分泌する外套膜(がいとうまく)が、貝の体内に偶然入り込むことで真珠が形成されるとされます。天然の真珠は偶然のこのような偶然の重なりにより生まれるため、かつて多くの貝の中から探すのは宝探しのようで困難なことでした。現在は海水産の真珠は「核入れ手術」により、良質な丸玉のものが手に入りやすくなりました。淡水産のほとんどは「核」が入っておらず、ポテト形やライス形など形状や色が様々です。よくアサリなどの貝の軟体部に触れると引っ込めたりする反応があることから、筋肉の反射反応があると言えますが、貝に痛覚があるかはまだ研究の段階です。しかし、真珠を作る過程で、体内に入った異物に対し、体内の保護のためや不快感などの何らかの感覚があることから、異物を分泌物で包み込むとされます。そのことから、パールには「人生の苦難を耐え忍び、その末、癒し、宝石に変えていく」と言う意味が含まれます。シロチョウガイなどの一部の貝は新たな装飾品のマザーオブパールとなりますが、真珠貝の母貝の多くは食用に向かないため、真珠を抽出後の大半は廃棄貝となります。パールの装飾品としての寿命は、金属製の装飾品や石でできた装飾品とは違い、短命です。一粒一粒、母貝の生み出した重みを感じながら、価格や形状、海水産や淡水産にかかわらず大切に扱いたいものです。

    パールはその光沢から、しばし「月」と関連付けられており、月が持つ象徴として、「受容性」や「女性性」に例えられます。他のパワーストーンでは、ムーンストーンセレナイトが「月」に例えられています。金属ではシルバーが月の象徴とされます。このような月に関連したパワーストーンは月光浴浄化が相性が良いとされ、不安な夜を優しく照らす月のように、「感受性を高める」や「感情を穏やかにする」、「婦人病の緩和」、「包容力による癒し」などの効果を持っています。パールは母貝の育てる生物由来の宝石であるため、「安産のお守り」や「産後のお守り」としても良いとされます。無機物と有機物の混ざり合う生物由来であるため、清楚な風貌からは意外な「生命の力強さ」を感じ取ることができ、不安な時にそっとパールを握るとプレッシャーを押し切ることができると言われています。「殻に守られている」ことから掛けて、「災難や邪気から持ち主を守る効果」も高いとされています。粉末パールは薬としても利用されており、風邪薬や鎮静剤となっています。漢方で使われる「牡蠣(ぼれい)」はカキの貝殻です。貝殻なので主成分はパールと同じく「炭酸カルシウム」です。漢方でも「鎮静」の効果があるため、心性の動悸などの症状に使われています。

    パールはモース硬度が3.5程で擦れに弱めです。物質は「炭酸カルシウム」が主成分であるため、衝撃に弱く、酸に弱いため、汗がついたらパールが擦れないように、アクセサリー・精密機器用のセーム革や柔らかい布で拭き取りましょう。パールは冠婚葬祭で使用できる装飾品ですので、使用から長期間仕舞い込むことがあるため、使用後のお手入れは入念に行います。浄化方法は、日光浴浄化、水浄化、塩浄化は避けましょう。大地から生まれた石ではないため、土浄化も湿気による品質の劣化を招くため避けましょう。女性性のあるパワーストーンの扱いであるため月と相性が良く、月光浴浄化がお勧めですが、外に出すと急な雨や夜露による濡れ、盗難などの恐れがあるため、窓際で行うことをお勧めします。
    淡水パール

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